「WECにIRON DAMESあり」
今年はLeMans開催から100周年という記念すべき年。WECやIMSAに参戦するチームが増え、ハイパーカーやGTカーが熱い!
筆者が加入しているj-sportsのWECシリーズのコンテンツは、アナウンサーの豊富な知識や、解説陣の技術的な話に加え、チーム、レーサー個人など、様々な裏話が聞け、大変充実している。長丁場の耐久レースと思いきや、あっという間に終わる感覚がある。
そんなWECにドライバー全員が女性のチームがある。その名を「IRON DAMES」(アイアン・デイムス)という。その実力はファイトある走りで男性顔負けだ。先日のポルティマオ6時間耐久でもコルベット、フェラーリに次ぐクラス3位フィニッシュを果たしている。j-Sportの解説陣もその度胸の強さには驚いており、ファイトあふれる走りに心沸き立った。 チームはイタリアだが、ドライバーは、ベルギーのSARAH BOVY(サラ・ボビー)、デンマークのMICHELLE GATTING(ミッチェル・ガッティン) 、スイスのRAHEL FREY(ラヘル・フレイ) と、皆、国籍が異なっており、これだけ見ても国際色豊かなチームであることがうかがえる。マシンはポルシェ911 RSR-19となっている。GT7で、同チームのリバリーで実在サーキットを走らせていると、とても親近感が湧いてくる。一発で推しチームとなった。
「今回のレース運び 」
F1や24時間レースで有名なSpa。GT7の”GT Cup Gr.3”というスプリントレースは、レベルが高くGr.3の皆さんがものすごい勢いで追いかけ、走ってくる。ミスしたらスグ追いつかれボヤッとしているとパスされてしまう。Gr.3クラスの規定やPP730という成約もあり、いろいろなマシンを試したが、これまでの愛用車両では、どうにも歯が立たず、彼女たちのファイトの恩恵も受けるべく、911RSRをセレクト。勝つためには手段を選ばないタイプだw
「Spa-Francorchampsというサーキット」
ベルギーのスパ・フランコルシャン。ベルギーと言えば、ビールやチョコレートの美味しい国で有名ですが、素晴らしい自然とサーキットがある。ル・マン、デイトナとならび 3大24時間レースのひとつが開催されるサーキットとして有名だ。
F1グランプリも開催され、ストレートエンドにある鋭角な1コーナーでは、クラッシュや接触が多発する。さらにその先にある第3~5カーブはEauRouge(オールージュ)と言われ、壁のような急勾配を左右にうねりながら高速でマシンが駆け上がるコーナーがある。レーサーの度胸が試される。名前の由来は、同コーナーの下を流れる”小川”が、地中の鉄分で赤くなることから、フランス語で「赤い水」EauRougeということなんだそう。
WEC_IRON DAMES
https://www.fiawec.com/en/team/6158
INSTA_IRON DAMES
https://www.instagram.com/iron.dames/
SpecialThanks
SoundTrack:BreakDown/KashoDaiki
リバリー:Larry420Stevens
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